七小の命の授業を参観

市民こそが主人公
あなたを守る社会をつくる
日野市議会議員の【奥野 りん子】です。

授業内の写真でみた子犬は、保護された時に、後ろ両脚の先っぽが切断され、右目は切り付けられて膿を持ち、ウジがわいていたそうです。
市内で保護活動をなさっておられる方から、「捨て犬や捨て猫が発生しないように、子どものうちから学んで欲しいのですが、どうしたら良いものでしょうか?」と、ご相談を受けていたのですが、
「奥野さんからのアドバイスに基づき働きかけさせて頂いたところ、この度、二つの小学校の道徳の授業で、命の授業を設定する事ができましたので、ぜひおいでください。」というご案内を頂きました。
よって今日は、うちの子達が卒業した七小へ、授業参観に行ってまいりました。
講師は、児童文学作家の今西乃子先生です。その講演は、子ども達に問いかけ、考えてもらう授業形式で、二時間にも及びましたが、子ども達は最後まで、しっかりと向き合ってくれました。
なんて可哀想な子犬!で終わるのでは無く、この子犬を見て、見捨てられない!と思った人間に救われた事、その後も、大勢の人びとに見守られながら、どんな幸せな犬生を送ったのか?というところにポイントを置いて、話されていました。
ワンコやにゃんこを、生かすも殺すも人間次第。そして、殺すのは一瞬。しかし生かすためには、10年を超えるお世話の覚悟が必要です。
でも、人間か犬かに関係なく、誰かを幸せにする事は、自分を幸せにする事。
誰かを不幸にする事は、自分自身を一生、傷つけることになる。
・・・と訴える先生を見つめる子供達の眼差しが真剣なのが、印象的でした。
私の心も洗われて、心雑音が減りました。