日野市のワクチン接種に関して
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日野市議会議員の【奥野 りん子】です。
日野市は、新型コロナウィールスのワクチン接種に関して、コールセンターを開設して、接種日の予約を受け付ける予定であることを、公式サイトで告知しています。
健康福祉課によれば、「予約は、ウェブでも同時に受付けるが、コールセンターへの電話予約が優先」とのことです。
この情報提供に対して、聴覚障害のある方から、「インフルエンザのワクチン接種の際も、電話の申し込みだけですぐに予定数が埋まってしまい、受けられなかった。これでは、ウェブでしか申し込めない聴覚障がい者は不利です。」という苦情を頂きました。
日野市に対して、ワクチン接種について確認した結果は、以下の通りです。
国からの指導に沿って、まず、3月下旬までに、クーポン券(=1人につき2回の接種が必要なため、2回分の接種券)を、市内の全高齢者・約4万7千人に発送し、申し込みを募る。
高齢者の接種希望人数が確定したら、次は、それ以外の全市民向けに希望を募る事になるが、基礎疾患のある方が優先接種となる。
予約を募る業務に関しては、3月の初旬からスタートさせたいところだが、日野市に何人分のワクチンが来るのか、国からの通知がまだ来ていないため、後の段取りが組めないでいる。
集団接種の場所は確保できたものの、接種予約の可能総数が確定できない事には、どこのセンターに案内して良いか確定できないため、まだ発送できない状況にある。よって、3月末になってしまうのではないかと考えている。
ワクチン接種に関して、国が、情報を出さずに先延ばししている理由は、希望する方全員に行き当たるだけの数を確保できていないからである事は、間違いありません。高齢者だけで使い切り、基礎疾患のある方にまで行き渡らない事が危惧されています。
市長に対しては、ワクチンが必要なのに接種できない方が、1人も出ることがないように、責任をもって、国と交渉するよう求めます。
また、兼ねてより、「電話対応」にシフトすると、聴覚障がい者に不利なので、「日野市 障がい者 差別解消 条例」に基づき対応を見直すよう求めて参りましたが、改めて、担当課に要請して参ります。